1949-05-22 第5回国会 参議院 本会議 第31号
この曉に祈るの罰を加えられましたものは、池田証人の言では数十人、他の証言では百名以上と言つでおるのでありますが、処罰の原因は逃亡、集團窃盗、作業量未完遂等で、この処罰によつて多数の人々がそのままの姿で凍死体となつたとして喧傳されたのであります。併しながら糾明の結果そのような事実はなく、証言は必ずしも明瞭ではありませんが、これが原因となつて死亡した者が二名程あるようであります。
この曉に祈るの罰を加えられましたものは、池田証人の言では数十人、他の証言では百名以上と言つでおるのでありますが、処罰の原因は逃亡、集團窃盗、作業量未完遂等で、この処罰によつて多数の人々がそのままの姿で凍死体となつたとして喧傳されたのであります。併しながら糾明の結果そのような事実はなく、証言は必ずしも明瞭ではありませんが、これが原因となつて死亡した者が二名程あるようであります。
蒙古側は集團窃盗或いは逃亡について処罰を要求したことがある。その場合は四十一名である。それらの者の処罰は、何も外蒙側は極端にこれを嚴罰することを主張したものではありません。この点についても私はここに沢山言うことができません。
確かに集團窃盗事件、その他作業量未完遂等につきましても、明らかに外蒙側により罰目を附して隊長に処分を要求して参つた事実についての証言もありまするが、必ずしも全部がそれであつたとは如何ようにしても認定し難いのでありまして、隊長のこの点に関しまする責任は免れ難しとする結論に委員会の意見は一致したのであります。」
○岡元義人君 「その処刑の原因をなしたものは、逃亡、集團窃盗及びノルマ等でありまして、その中に外蒙側より特に要求せられましたるものを含みますることは、かの地における公共物窃盗、毀損等が特に重罪を科せられるの現況からも当然であります。」
集團窃盗と申しますのは、兵隊さん同士の靴を持つて行つた、外套を盗られた、そういう問題であります。
私刑、或いは致死罪、そういうものと集團窃盗や共有物の毀損、こういう犯罪に対しましてどういう工合に重く見られておつたか、証人は御承知ですか。
但し集團窃盗と申しましても、さつき申しました対内的の問題でありましたら問題になりませんでした。
その後その事情を言われなかつたんですが、再び伺いますが、事実百数十名であつたか、そうして片方では、池田証人からでは集團窃盗による十四名と十五名が二度と、十四名が一度、十五名が一度、その外に合計十一名処刑になり、そのうち鎌谷氏を除いては殆んど全部は逃亡であるという証言があつたのですが、大分喰い違つておりますが、大勢いるから一一記憶もないでしようが、この池田証人の証言以外にはつきりと名前を覚えて、「暁に
そうして今の取調ぺが開始されまして、その全貌が明らかなりまして、それが三十五名か、四十名の集團窃盗になつておりました。
○菊池(重)委員 先日茨城縣水海道方面の集團窃盗の件につきまして質問をしたのですが、その折事情を調査して報告するという当局の話でありましたが、その後何らか話があつたかどうか伺いたい。
それから林君の御質問中、私の所管しますることは、災害地に集團強盗や集團窃盗が盛んに行われるが、どうして取締つておるかということでありますが、新聞やうわさでは非常にあるように言われておりますが、警視廳の調べで見ますると、そう大したことはないようであります。
また實際に安本へ今年の六月に摘發にまいりましたときでも、實際に倉庫だけの情報を出しまして、警察官あるいは安本の査察官、これと一緒にまわつたのでありますが、そのときに倉庫にどういうものがはいつているかということだけ見て、七月には、二囘にわたつて自動車で集團窃盗にはいつて土藏を破つて、特殊物件が大量に盗まれている。現在警察で檢擧して、檢事局で取調中であります。